Masquerade冒頭3秒でJUMP担になった話。
人生とは、何が起こるかわからない。
ジャニオタということを認めてから、もうすぐ1年が経とうとしている。
2017年10月、彼氏はいないが仕事にプライベートに結構充実していたある日、仕事から帰ってきていつも通りテレビをつけるところから、全ては始まった。
その日テレビで放送されていたのは「CDTVハロウィン音楽祭」(正直名前は曖昧である)
先に言っておくと、私は幼稚園の頃からの生粋のテレビっ子で特に目当ての俳優やアーティストがいなくてもとりあえずバラエティ特番や音楽特番は全部見るタイプである。
1年前わたしがずっと聴いていたのは、「go!go!vanillas」というメジャーデビューしているもののテレビでの露出はほぼないバンドであり、そのバンドが出ていない音楽番組は私にとっては「とりあえずつけてBGMがわりにするもの」だったため、今回も同様、とりあえずつけていた、、、つもりだった。
テレビから突如聞こえた「きゃーーー!」という黄色い声援。その時は「うるさいな〜」と音量を下げてしまったが、今となってはこの声援にめちゃくちゃ感謝である。人生何が起こるかわからない。
スマホからパッと顔を上げた先には、Kis-My-Ft2。しかも女装している。
「藤ヶ谷くん、足きっれ!!!!!!」
とまあ藤ヶ谷くんの足から目が離せぬままキスマイを鑑賞し、スマホに目を落とそうとしたその直後に始まったのが、そう。
我らがHey!Say!JUMPである。
チャラララララッチャラッチャラ〜♫
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
え?????
イントロめっちゃ好き。
え?????
なんかすごい仮面の人たちでてきたけど。
Sha-na-na Sha-na-na…
え?????
好き。
見て分かる通り、わたしはMasqueradeのイントロ3秒で完全にHey!Say!JUMPに堕ちたのである。
そこから畳み掛けるように、好きな音・好きなダンス・好きな衣装で踊るイケメンそうな人たち。
え、このままこの人たち顔見せずに1曲やる感じ?新しすぎない???え????
しかもなんかツノ生えてる人いるな?
なんか可愛いな???(←いのあり沼にすでにハマっている)
えーーーーーーー仮面外したらみんなイケメンーーーーーー!!!!!!
てかこれ気づいてなかったけどHey!Say!JUMPやーーーーーーん!!!!
(脳内パニック)
その時のわたし
ちなみに、この時NEWSが何を歌ったか全く覚えていない。
(関係各所に土下座)
そして、とりあえず冷静になり
大学時代からの友人がJUMP担であったことを思い出してとりあえずLINEで報告。
この時点ですでにコンサートに行きたくなっている。早すぎる。早すぎるぞ私。
(まだライブと言っている私可愛い)
そしてその時はじめて、実は周りにJUMP担が多いことに気づいたのである。4人いるのだが、全員卒業してからも連絡を取っている仲のいいメンバー。
そこからはもう、ジャニオタお得意の怒涛の普及活動の始まりであった。
絶えず送りつけられてくる映像や写真たち。
家にDVD持って行くからとりあえず見てくれというお誘い。
前回の記事では分かりにくいが、実は私。
一度自分の中にずどーーーーんとハマると自らとことん
ハマっていくタイプなのである。
とりあえず、友人から送られてきた動画は全部見た。
そして自分でもYouTubeで検索したり、インスタを見たり。
それをCDTVの放送日当日、怒涛のスピードで行ったのである。
そして、私に衝撃を与えたCDTVから数週間後。
JUMP担のリア友とご飯に行き、難波のMUJIcafeでの話題はもちろんHey!Say!JUMPである。
私「Hey!Say!JUMPのコンサート行ってみたいなあ…」
友人「チケット余ってるけど行く?ゆーてもう1ヶ月もないけど」
は!!!????????
友人「12月8日の金曜から京セラでコンサートあんねんけど、その日平日やから私行かれへんねん。2枚余ってるけど行かん?」
(脳内パニック)
私「え、え、いや、、こんなど新規が行ってもいいものなのでしょうか、、?しかも10周年でしょ?(それは知ってた)こんな、昨日Hey!Say!JUMPしりましたー!みたいなやつが行っても場違いでは、、、」
友人「あんたやったらジャニオタのポテンシャルあるからコンサートまでに勉強して行ったらよろしいやん!大丈夫大丈夫!むしろコンサート行ってハマってきて!」
女神か?????
彼女を含め、わたしの周りのリア友でJUMP担の友人は全員デビュー当初からの生粋のJUMP担である。
その友人たちが声を揃えて
「一緒にジャニオタしたいねん!!!」
と、わたしのジャニオタへの一歩を後押ししてくれたのである。
そこからは早かった。
本当に早かった。
行動力と探究心が取り柄で御社を志望します!!!と自己アピールには必ず記入するほどその二つだけが取り柄だったため、とりあえずその日から数日後には友人のJUMP担4人を家に呼びDVDで一からHey!Say!JUMPについて教えてもらった。
「これは歌うと思うよ!」
「これはこの二人がくっついたからきゃーってなったんやで!」
「このC&Rは絶対やるから覚えて!」
今覚えばめちゃめちゃスパルタであった。
なんせコンサートの日まで残り2週間。
完全に手遅れ感は否めなかったが、とりあえずシングル曲は一から全部聴き直して、コンサートで歌いそうと言われた楽曲も全て頭に叩き込んだ。
中には知っている曲もいくつかあったし、そういえば山田くんが出ていた「カインとアベル」は好きで全部ちゃんと見たな、とか、それきっかけでギミラのCDレンタルしたわそういえば。とか、プレガふつーに振りとフォーメーション好きでテレビでしっかり見た記憶あるな、とか、実は1年前ぐらいからじわじわとJUMPに興味を持っていた自分に気づいた。
そして仕事は定時で毎度帰宅し、家に帰ればYouTubeでいたジャンを見まくった。
信じられないとは思うが、コンサートまでの2週間でYouTubeに上がっている回は全部見た。
ハイカロパとビビリ三銃士がわたしの中にどハマりしたことは言うまでもないだろう…神企画…。
今思えば、たった2週間でここまで頑張れたのは確実にリア友でJUMP担の友人たちのおかげである。
彼女たちの熱心なプッシュがなければ、何の動画を見てどこのポイントを見て、どう楽しめばいいのがわからなかったし、よくわからず曲を聴いて、そのバックグラウンドまで知ることなくコンサートに参加していたことだろう。
いや、コンサートにすら行っていないかもしれない。
2017年10〜11月のわたしは、完全に全てのタイミングがよかったのだ。
そして、来たる12月8日。
この日、ジャニオタとして新たなわたしが生まれた。
コンサートの感想なんかもまたいつか書きたいなと思うのだけど早くしないと忘れちゃうな。
わたしがこの記事を通して何が伝えたいかって、それは
大人ジャニオタは、周りの環境が作り上げる
ということである。
学生時代は、自己紹介なんかでジャニオタということがわかったりして、そこきっかけで仲良くなったり話が弾んだりするけれど、大人になるとそうはいかない。
わたしは奇跡的に、リア友にジャニオタが多かった。しかもわりとしっかりめの。
彼女たちがいなければ、きっとわたしはジャニオタとしてこのブログを書くことなんてなかったと思うし、このコンサートから数日後にTwitterにジャニアカを作ることもなかったと思うし、コンサートDVDを3形態全部買うこともなかったと思うし、この9月に仙台まで遠征に行くなんて、きっと誰も想像していなかった。(わたしが1番おどろいている)
ジャニオタになってもうすぐ1年。
わたしが1番縁がないと思っていた世界は、想像もつかないぐらい自然に、わたしの中でかけがえのない生活の一部になっている。
でもわたしはMasquerade出のJUMP担である。
この10年、JUMPと共に歩んできたわけではないし、いろいろあった10年間を今となっては友人からの話や雑誌の記事でしか知ることはできない。
でもそれが悔しいなんてことは思わなくて、「知らなくてJUMP担を名乗るのが申し訳ない」という気持ちなのである。
だから今も毎日、JUMPのことで知らない情報がないか過去の情報を探してみたり、画像を探してみたり。
そして、小学生ぶりに戻ってきたジャニオタの世界は、子供の頃に感じた感覚とはまた別の、新鮮な出来事がたくさんある。
新規ジャニオタとして、そういった新鮮さをせっかくならここにあげていきたい。
とっても長くなったしめちゃめちゃ分かりにくいけど、自分にとっては人生が180度変わったJUMPの沼に落ちるまでの出来事を、こうやって文字にできたこと嬉しく思います。
最後まで読んでいただいた方(いないと思うけど)、ありがとうございます!